- 2008年7月23日 01:01
- Design・Mac関連など

先日行ってきた活版印刷体験、申込から当日まで2ヶ月近くあったのかしら...ユニバーサル・レタープレスさんで月に2度ほど開催されているもので、かなり楽しみにしていました。
事前にどんなデザインを刷るか、データを送って樹脂凸版で製版していただいておくのだけど、なんとなんと、きりゅさんのも私のも図案が細かい上に面積も大きいので、樹脂では厳しいかも...というご連絡をいただいて、また亜鉛凸版になったのでありました。
私の方は、実験的な要素がかなり大きい図案にしてあって、細い線、密度、線と面...オフセットなら容易なものが、活版でどこまでその味と共存できるのかなあというところがわくわくポイントでした。樹脂ではシャープさに欠けるということで金属版になったのだけど、それでも難しいとのこと。アラが目立たないようにホワイトに若干シルバーを混ぜた薄い色のインキで刷ったのですが、全体重をかけても綺麗に刷れない。。手は鉄棒グルグルしたかのように真っ赤、息はあがる、猛暑。
写真では何が刷られているのかもわからないとは思うけど、これは下地(背景)として、上からアナログの画材で色物を描き足す予定です。そんで完成。
面積が大きくても一応刷る事はできたけれど、活版ならではの圧が感じられるようには刷れませんでした。これ、今になると、あ、そうか、って思うのだけど、ベッドのマットで体重を分散するように沢山の点で支えるようなタイプがあるでしょ、あーいうことになるんだよね、密度の高くて細かい版は。頑張って体重かけまくっても圧が分散されてしまう。だから同じ面積を使っている版でも点(紙に触れるところ)が少ない版はいい感じに圧がかかって味が出る。ということですね。
日頃、印刷って印刷屋さんがするけれど(当たり前だけどw)。こういった体験をすると、印刷屋さんでは手刷りじゃないとはいえ、有り難さを感じますね。そういう意味でもこういった体験はとても貴重です。今回も工房の方がとても親切丁寧で、もう、感激><。また、涼しくなる頃に違うタイプの版で再挑戦しにいきます!